2018年8月8日 本庄市 Dドライブ作成方法 ユーザーフォルダ(ドキュメント、ピクチャ、ビデオなど) 保存場所変更
2018年8月14日
本日のお客様は、古いパソコンの液晶画面に液晶漏れの黒い部分が発生し、読めない領域が拡大していたので、新しいパソコンを購入し、初期設定とデータの引っ越しのご依頼でした。
初期設定の方は、お客様が、メールのアカウントが2つあり、どちらもパスワードが分からなくて、調べたり、リセットしたりで余計な時間が掛かってしまいました。
その他の、無線接続設定、プリンタ設定、ウイルスソフト移行などは無事終了できましたが、データバックアップについてちょっとした設定を行いましたので、説明させていただきます。
この設定は、当店の中古パソコン販売では標準的に行っている設定で、大事なデータを守る設定です。
まず、最近の新規購入パソコンはハードディスクが1TB(1000GB)タイプの物を使っているのがい多いのですが、Cドライブだけの場合が多いのです。
Cドライブは200GBもあれば十分ですので(私はいろいろなソフトCドライブに入れていますが100GBだけです)、削ってその分をDドライブに割り当てることで、パソコンやHDD故障時のデータ消失をほとんど防げます。(95%くらいのイメージでしょうか?)
今日は基本の方法のWindows10付属アプリによる設定方法を説明します。まず、画面左下角のWindowsのスタートボタンを右クリックし、ディスクの管理を左クリックします。
Cドライブを選び、右クリックでボリュームの縮小をクリックします。
しばらくすると、縮小可能最大容量が表示されますので、縮小ボタンをクリックします。Windows付属アプリでのドライブ容量縮小は半分くらいしかできませんが、まずはこの方法を理解しましょう。
Cドライブを100GBまでに縮小するには、フリーソフトが必要ですが、別の機会に説明します。
Cドライブが縮小完了すると約470GBの未割当領域ができます。
この未割当領域でドライブを作成し、フォーマットすれば、Dドライブができます。
未割当領域を右クリックして新しいシンプルボリュームの作成を左クリックします。
シンプルボリューム作成ウイザードが起動しますので、次へをクリック。
作成可能最大容量が示されますので次へをクリックします。
ボリュームが作成されたらフォーマットの設定になりますがデフォルトのまま次へをクリック。
次のウインドウで完了をクリック。
下図の状態になれば正しくDドライブが出来ています。
次の設定はドキュメントやピクチャなどの保存場所をCドライブから
Dドライブに移しておきます。
こうしておくと、突然パソコンが動かなくなったり、調子が悪くなって初期化やリカバリーをしてもDドライブデータを守ることができます。
それには、ドキュメントなどの保存場所設定を変更しておけば安心で、まず下のタスクバーに入っているエクスプローラーをクリックし起動させます。
設定変更方法の説明はドキュメントフォルダで行いますので、その他のピクチャ、ビデオ、ミュージックなども同じ様に保存場所を変更します。
まずは、ドキュメントフォルダを右クリックしてプロパティを表示させます。
次に、プロパティの場所のタブを開きます。
場所にはCドライブのユーザー領域が指定されていますので、CをdまたはDに修正変更します。
その後、は指示通りに進めばOKです。
場所の表示がDまたはdから始まっていればOKです。
続いて、ピクチャ、ビデオ、ミュージック、デスクトップ、ダウンロードも同様に保存場所をdまたはDドライブに変えます。
最後に、Dドライブを開くと、Usersフォルダが出来て、その中にドキュメントなどのアイコンが出来ていれば完了です。
通常のユーザーフォルダ以外の大事なデータはDドライブの中にフォルダを作り、そこに保存するようにします。