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2018年8月21日
本日のお客様は、パソコンを触っていたらメールが出来なくなったとのSOSで訪問させていただきました。
お客様のパソコンは富士通の最新強力ノートPC(LIFEBOOK AH77)でCドライブ=SSD128GB+Dドライブ=HDD1000GBでした。
お客様は、Outlook2016でのメールの設定を購入店で行ってもらったのだが、自宅へ持ち帰り色々触っていたら、Outlookが起動しなくなったとのこと。
早速確認してみると、ドキュメントフォルダにあるOutlookフォルダが無いではありませんか。お客様は自分で作っていないのに変なフォルダがあったので、削除したとのこと。さらにごみ箱フォルダも空にしたとのこと。Outlook2016,2013,2010のメールの中身はドキュメントの中に.pstファイルとして保存されています。
また、ユーザーフォルダのピクチャやデスクトップも無くなっていました。こちらはDドライブに移そうとして変になってしまったとのこと。
個別にユーザーフォルダを元に戻そうとしましたが、うまく戻らなかったため、初期化を提案し、購入状態に戻しました。Core-i7マシンだったので30分で初期化完了です。
再度アカウント設定をやり直したのですが、ここでトラブルに見舞われました。普段はローカルアカウントでのログイン設定を行うのですが、この日はマイクロソフトアカウントのログイン設定で行いました。そうしたら、ドキュメントとピクチャフォルダがOneDriveの中に出来てしまい、Dドライブに移せなくなってしまいました。
対策方法をネットで調べると解決方法も有ったのですが、再度初期化した方が早そうな気がしたので2度目の初期化を行いました。
今度はローカルログイン設定でOneDriveに邪魔されないようにしました。
その後、ユーザードライブを全てDドライブに移しました。
それしても、メーカーでは何故ユーザーフォルダをDドライブに設定しないのでしょう?128GBのSSDの中に全てのユーザーフォルダを入れておけばあっという間に一杯に成ってしまいます。
なお、以下の内容は以前の作業ブログよりの抜粋で、ユーザードライブをDドライブに移す方法です。
次の設定はドキュメントやピクチャなどの保存場所をCドライブから
Dドライブに移しておきます。
こうしておくと、突然パソコンが動かなくなったり、調子が悪くなって初期化やリカバリーをしてもDドライブデータを守ることができます。
それには、ドキュメントなどの保存場所設定を変更しておけば安心で、まず下のタスクバーに入っているエクスプローラーをクリックし起動させます。
設定変更方法の説明はドキュメントフォルダで行いますので、その他のピクチャ、ビデオ、ミュージックなども同じ様に保存場所を変更します。
まずは、ドキュメントフォルダを右クリックしてプロパティを表示させます。
次に、プロパティの場所のタブを開きます。
場所にはCドライブのユーザー領域が指定されていますので、CをdまたはDに修正変更します。
その後、は指示通りに進めばOKです。
場所の表示がDまたはdから始まっていればOKです。
続いて、ピクチャ、ビデオ、ミュージック、デスクトップ、ダウンロードも同様に保存場所をdまたはDドライブに変えます。
最後に、Dドライブを開くと、Usersフォルダが出来て、その中にドキュメントなどのアイコンが出来ていれば完了です。
通常のユーザーフォルダ以外の大事なデータはDドライブの中にフォルダを作り、そこに保存するようにします。
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2018年8月21日
本日もまだ帰省休暇中なので、前回説明したバックアップソフト(EaseUS Todo Backup Free)を使っての復元方法を説明します。
なお、今回の記事はネットセキュリティブログより引用させていただきました。
それでは次に「EASEUS Todo Backup Free」の復元を実行する手順について記載いたします。
まずはお使いのパソコンに「EASEUS Todo Backup Free」のバックアップイメージを保存している外付けハードディスク等の外部ストレージを接続してください。
次にお使いの「EASEUS Todo Backup Free」を実行します。
次に「EASEUS Todo Backup Free」のバックアップタスクの項目で復元という項目をクリックしてください。
次にディスク/パーティションモードという項目にチェックが入っていることを確認してから、「ハードディスク 0」という欄にチェックを入れて、次へという項目をクリックします。
次に「EASEUS Todo Backup Free」によって作成されたバックアップイメージを復元する場所を選択する画面が表示されます。
そして今回の投稿では、「ハードディスク 0」という欄がパソコンのシステムドライブの項目となり、「ハードディスク 1」という欄が「EASEUS Todo Backup Free」によって作成されたバックアップイメージを保存する外付けハードディスク等の外部ストレージの項目になります。
そこで「ハードディスク 0」という欄にチェックを入れてから、次へという項目をクリックしてください。(2)
次にOKという項目をクリックします。
次に実行という項目をクリックしてください。
次にOKという項目をクリックします。
次に再起動という項目をクリックしてから、お使いのパソコンが再起動してください。
次に「EASEUS Todo Backup Free」の復元が開始されます。
次にFinishという項目をクリックしてください。
以上で「EASEUS Todo Backup Free」の復元を実行することができました。
「EASEUS Todo Backup Free」の復元を実行する手順に関する記載は以上です。
5、【レスキューメディアから復元を実行する】
それでは次に「EASEUS Todo Backup Free」のレスキューメディアから復元を実行する手順について記載いたします。
そこでまずは、お使いのパソコンに「EASEUS Todo Backup Free」のレスキューメディアを挿入してから、「EASEUS Todo Backup Free」のバックアップイメージを保存している外付けハードディスク等の外部ストレージを接続してください。
次にお使いのパソコンを再起動します。
次にお使いのキーボード上のいずれかのキーを押してください。
次に「EASEUS Todo Backup Free」のバックアップタスクの項目でRecoveryという項目をクリックします。
次に「Hard Disk 0」という欄にチェックを入れてから、Nextという項目をクリックしてください。
次に「EASEUS Todo Backup Free」によって作成されたバックアップイメージを復元する場所を選択する画面が表示されます。
そして今回の投稿では、「Hard Disk 0」という欄がパソコンのシステムドライブの項目となり、「Hard Disk 1」という欄が「EASEUS Todo Backup Free」によって作成されたバックアップイメージを保存する外付けハードディスク等の外部ストレージの項目になります。
そこで「Hard Disk 0」という欄にチェックを入れてから、Nextという項目をクリックしてください。(3)
次にOKという項目をクリックします。
次にProceedという項目をクリックしてください。
次にOKという項目をクリックします。
次に「EASEUS Todo Backup Free」の復元が開始されます。
次にFinishという項目をクリックしてください。
以上で「EASEUS Todo Backup Free」のレスキューメディアから復元を実行することができました。
以上は牛野 天喜様が運営するネットセキュリティブログよりの抜粋で、役立つ情報が多いので助かります。
URL https://www.japan-secure.com/entry/blog-entry-295.html
ホームページのURL https://www.japan-secure.com
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2018年8月21日
本日も帰省中で訪問サポート業はお休みなので、当店で販売設定している中古パソコンに標準で実施しているバックアップ方法を説明いたします。
このバックアップはWindowsのイメージバックアップと言って、パソコンが調子悪くなった時、起動しなくなった時などに1ケ月前などの直前バックアップを行った時の状態に戻してくれるものです。
なお、Wordで作った文章や写真、音楽、動画などのデータのおすすめ保存方法については別の機会に説明させていただきます。
私のお勧めバックアップソフトは表題のEaseUS Todo Backupです。このソフトは中国製なので気にされる場合は(決定的にダメな現象は聞いていません)、他のソフトの有料版をご利用お願いいたします。
まずは、ソフトのダウンロードですが窓の杜から行います。販売元の日本語サイトからではメールアドレス必須ですが、窓の杜は不要です。グーグル検索で上から二番目のサイトです。
下図が、窓の杜のサイトで緑のアイコンをクリックしてダウンロードします。
ダウンロード先が見つかったら実行か保存が聞かれますが、保存してから実行するのが基本ですので、ここは保存をクリック。
次のメッセージでは実行をクリック。
インストールする内容の確認メニューが下図のように開きますので、無料版は次へをクリック。
次は同意書ですが、同意をクリック。
インストールフォルダが出てきますが、通常は次へ。
SSDなどでCドライブ容量が少ない人は別ドライブにインストール設定してください。
追加タスク設定でユーザーエクスペリエンスプログラムのチェックは外しておいた方が無難かと思います。
次はバックアップデータの保存先設定で、デフォルトでOKです。
次は完了をクリックするとインストーが始まります。
また、有料版を勧められますが、後でをクリック。
インストールが完了し、ソフトが立上ると下図の画面が出てきます。今回はWindowsシステムのバックアップですので、青色部分のシステムバックアップをクリックします。
バックアップ元のWindowsシステム(Windows10)とバックアップ先が表示されますので、良ければ右下の青い保存をクリックすれば実行されますが、ここでは私の標準設定を紹介します。
なお、バックアップ前でも後でも設定できます。
左下のスケジュールをクリックします。デフォルトではオフですので、これを毎月実施に変更します。毎週でもOKです。毎日は多分やりすぎです。
下図の例では毎月第一日曜の0時にバックアップ実施になります。
また、下図のようにバックアップの方法が完全、増分、差分と3種類あるので完全を選びます。この方が復元時にトラブル発生が少ないです。
また、完全の下の方に二つのチェックボックスがあるのですが、下だけは入れておきましょう。上側は外すのが無難です。
次が他のソフトでは有料コースになる設定で、バックアップの保存数が設定できます。例では5にしています。
下図のイメージの保存設定をクリックします。
そうすると設定画面が出てきますので、下図のように設定します。
何かトラブルが起きても毎月5が月前までの状態に戻すことができます。
ドキュメントやピクチャなどのユーザーデータは別にDドライブに保存してあるので、システムを戻しても影響を受けませんので安心です。
下図はバックアップオプションですが、これはこのままで保存です。
最後に元に戻って実行をクリックするとシステムバックアップが開始されます。
完了後は下図のようになります。(例ではエラー表示されていますが、うまくいけば表示されません。エラー表示が出た場合はやり直しです)
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2018年8月17日
本日は女房の実家での法事のため帰省していますので、8月8日のDドライブ作成方法の追加説明をさせて頂きます。
Windows10付属ソフトでは931GBのCドライブから作成できたDドライブは465GBでしたが、パーティション変更ソフトを使うともっと大きなDドライブが作成できます。
そのためにはCドライブを100GB程度に縮小する必要がありますので、そのパーティション変更ソフトのインストール方法から設定方法を説明いたします。
まずGoogle検索などで”EaseUS Partition Master”を入力して検索します。通常は開発元のオリジナルサイトからダウンロードするのが無難ですが、EaseUSはアカウント登録を要求してきますので、面倒なので窓の杜からダウンロードした方が安全で簡単です。
窓の杜のダウンロードボタンをクリックします。
警告メッセージが出た場合は信頼出来るサイトからの物であれば保存や実行をクリックします。
ダウンロードが開始されます。いったん保存してから実行が原則ですが、直接実行ボタンをクリックしてもインストールできます。
無料版の基本的な操作だけでOKですので、そのまま次へをクリック。
インストール場所もそのまま次へをクリック。カスタマエクスペリエンス向上プログラム参加のチェックボックスはそのままでも良いですが、外しておいた方が情報送信が無くなるので安心です。
EaseUS Todo Backup Freeが不要の人はチェックボックスを外します。
当店の中古パソコンではこのバックアップソフトを使用します。
Windows10のシステム丸ごと完全バックアップを毎月実施し、最新3ファイルのみ残す(バックアップ領域の削減策です)という高度な設定が無料版で使えます。3ファイルで45-60GB位になります。
名前、メールアドレス登録画面は省略してもインストール可能です。
完了をクリックするとインストールが始まります。
また、有料版を勧めてくれますが後でをクリック。
インストール完了後に起動させると下図のようになります。
操作したいドライブ≒パーティションを選んでサイズ変更をクリックします。つまり、Cドライブのパーティションのサイズ調節です。
別のウインドウが出てきますので、右端をクリックながら左に寄せると縮小サイズが表示されます。
今回はCドライブを150GB狙いで減らします。大体でOKです。サイズが決まったららOKボタンをクリックします。
そうすると、Cドライブが約150GBに減ってその代わりに未割当領域が317GBできました。
次はこの未割り当て領域をDドライブに加えます。
Dドライブのパーティションサイズ調整を選びます。
左中部の丸印を左端までスライドさせます。
下図のようになったら未割り当て領域が全てDドライブに割り当てられたので、OKをクリックします。
パーティションのサイズ設定が終わりましたが、このままでは設定を実際のハードディスクに反映させるには下図の適用ボタンをクリックします。
再確認メッセージが出ます、適用後は再起動させます。
再起動してドライブ容量が設定通り(Cドライブ=150GB、Dドライブ=781GBになっていれば完了です。
念のため、前回設定したユーザーフォルダを見るとそのまま消えずに維持されています。
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2018年8月14日
本日のお客様は、古いパソコンの液晶画面に液晶漏れの黒い部分が発生し、読めない領域が拡大していたので、新しいパソコンを購入し、初期設定とデータの引っ越しのご依頼でした。
初期設定の方は、お客様が、メールのアカウントが2つあり、どちらもパスワードが分からなくて、調べたり、リセットしたりで余計な時間が掛かってしまいました。
その他の、無線接続設定、プリンタ設定、ウイルスソフト移行などは無事終了できましたが、データバックアップについてちょっとした設定を行いましたので、説明させていただきます。
この設定は、当店の中古パソコン販売では標準的に行っている設定で、大事なデータを守る設定です。
まず、最近の新規購入パソコンはハードディスクが1TB(1000GB)タイプの物を使っているのがい多いのですが、Cドライブだけの場合が多いのです。
Cドライブは200GBもあれば十分ですので(私はいろいろなソフトCドライブに入れていますが100GBだけです)、削ってその分をDドライブに割り当てることで、パソコンやHDD故障時のデータ消失をほとんど防げます。(95%くらいのイメージでしょうか?)
今日は基本の方法のWindows10付属アプリによる設定方法を説明します。まず、画面左下角のWindowsのスタートボタンを右クリックし、ディスクの管理を左クリックします。
Cドライブを選び、右クリックでボリュームの縮小をクリックします。
しばらくすると、縮小可能最大容量が表示されますので、縮小ボタンをクリックします。Windows付属アプリでのドライブ容量縮小は半分くらいしかできませんが、まずはこの方法を理解しましょう。
Cドライブを100GBまでに縮小するには、フリーソフトが必要ですが、別の機会に説明します。
Cドライブが縮小完了すると約470GBの未割当領域ができます。
この未割当領域でドライブを作成し、フォーマットすれば、Dドライブができます。
未割当領域を右クリックして新しいシンプルボリュームの作成を左クリックします。
シンプルボリューム作成ウイザードが起動しますので、次へをクリック。
作成可能最大容量が示されますので次へをクリックします。
ボリュームが作成されたらフォーマットの設定になりますがデフォルトのまま次へをクリック。
次のウインドウで完了をクリック。
下図の状態になれば正しくDドライブが出来ています。
次の設定はドキュメントやピクチャなどの保存場所をCドライブから
Dドライブに移しておきます。
こうしておくと、突然パソコンが動かなくなったり、調子が悪くなって初期化やリカバリーをしてもDドライブデータを守ることができます。
それには、ドキュメントなどの保存場所設定を変更しておけば安心で、まず下のタスクバーに入っているエクスプローラーをクリックし起動させます。
設定変更方法の説明はドキュメントフォルダで行いますので、その他のピクチャ、ビデオ、ミュージックなども同じ様に保存場所を変更します。
まずは、ドキュメントフォルダを右クリックしてプロパティを表示させます。
次に、プロパティの場所のタブを開きます。
場所にはCドライブのユーザー領域が指定されていますので、CをdまたはDに修正変更します。
その後、は指示通りに進めばOKです。
場所の表示がDまたはdから始まっていればOKです。
続いて、ピクチャ、ビデオ、ミュージック、デスクトップ、ダウンロードも同様に保存場所をdまたはDドライブに変えます。
最後に、Dドライブを開くと、Usersフォルダが出来て、その中にドキュメントなどのアイコンが出来ていれば完了です。
通常のユーザーフォルダ以外の大事なデータはDドライブの中にフォルダを作り、そこに保存するようにします。
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2018年8月8日
本日はパソコンが起動しないので見て欲しい、とのご依頼でした。
現地到着しお客様に話を伺うとWindows8.1からWindoes10にアップデートしている最中で再起動後にエラー発生し、再起動ループに陥ったとのこと。また、パソコン内には写真・ビデオなどのデータがあり、救出して欲しいとのこと。
早速、現地入りし確認すると一体型デスクトップで自動修復のエラーメッセージでシャットダウンして再起動させても同じ画面。
まずは、電源完全OFFの再起動を試しましたが、変わらず。
次は、通常は起動領域の修復処置をするのですが、Windowsアップデート失敗なので、治すには初期化しかありません。
そのため、まずはWindows修理用DVDでHDDエラーチェックしましたが、運よくクラスターエラーも無くOKでした。
次に、ユーザーフォルダーの写真・ビデオデータを探し出しデータ確認すると12GBでしたので、お客様のUSBメモリにコピーを保存しデータ救出完了です。
初期化はWindowsの修復システムから行うと、Windows8かWindows10か不安定な状態なのでまたエラー発生の可能性があるため、BIOSメニューから実施しました。
その後、待つこと30分で初期化完了でWindows8に戻っていました。この先はお客様がご自身で設定するとのことで修理完了です。
なお、初期化30分の待ち時間に、5年くらい前のパソコンの起動不良品があるので、できれば、それもなおして欲しいとの話が出てきました。
こちらはWindowsVistaでしたが、電源完全OFF再起動しましたがNGでした。
次に、修理用DVDで起動領域の修復をすると正常起動に復旧できました。
Vistaのインターネットエクスプローラーではサポート切れのメッセージが大きく入って使い物になりません。バージョンもIE7の大昔のままでした。
そこで、いつものFireFoxの登場です。WindowsXPでも正常に動きます。
FireFoxのバージョンは最新版です。
Yahooも正常です。
YouTubeも正常に動きます。少し遅い感じがしますが実用範囲内です。私の大好きなKing Crimsonもスムーズです。
サポート切れのリスクを説明して、注意しながら使うようにお願いして、本日の修理は完了です。
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2018年8月8日
本日は、急にノートパソコンが起動しなくなったので直して欲しい、最悪、写真と書類データがたくさんあり大事なので取り出して欲しいとのご要望でした。
早速、現地入りし、パソコンを起動させると青色画面で、自動修復でPCを修復できませんでした、とのエラーメッセージが表示されます。(Windows8/8.1)
このように起動不良の場合は、まずは電源の完全再起動を試します。
パソコンの電源を切ってもシステム異常や高速スタートアップの影響で起動システムの完全初期化が出来ていない場合があります。一昔前のパソコンはよくフリーズしていましたが、同様の状態です。
方法は、まずは、ACアダプターを抜き、バッテリーを外します(二か所のロックをスライドすると大抵外れます)
電池ロックの爪は二か所同時にスライドさせないと外れない機種もあります。
その後、パソコン内部に残っている電気を内部回路を通じて放電させて、完全に内部電圧を無くします。
難しそうな理論ですが、作業は電源スイッチをON-OFFを10回くらい繰り返すだけです。電源スイッチは長く押していても通電しないタイプもありますので、1秒押して放し1秒後にまた1秒押すの繰り返しが有効です。
その後ACアダプターだけ繋ぎ電源スイッチを入れます。
これだけで、正常起動するようになりました。
もちろん、データも完全に読めるようになりましたので、データ移動の必要もありません。
後は、お客様にデータのバックアップの方法を説明し、Windowsシステムのイメージバックアップの設定(Dドライブが必要で、無い場合は作成する必要があります。今回のパソコンは作成済みでした。)を行い終了です。
Windowsシステムバックアップは30分くらいかかるので設定しスタートさせて引き上げてきました。
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2018年8月8日
本日のお客様は、以前電話でご注文いただいていた激速ノートパソコンの納入です。
お客様のご要望以下の様でした。
1、作業現場などで使うがたまに机の上から落とすことがあり壊れにくいこと
2、現場での持ち運び、片手持ちできるサイズ、重量
3、起動時にすぐ使えるようになるスピード
4、保存データは年1000枚位の写真を撮影
5、使用する用途は、インターネットで検索、地図、メールで添付ファイル印刷、Word/Excel書類作成、などでDVDは不要
以上の条件より当方の提案は
1、強さ⇒パナソニック レッツノート
2、サイズ⇒12インチ 1.5kg以下
3、HDD⇒SSD(半導体ハードディスク)
4、データ量⇒
写真1000枚=約5000MB=5GB 5年でも25GB
5、その他作業でのデータ量は無視できる量なので
SSD容量としては120GBでOKと判断。
以上よりパナソニック レッツノート CF-NXシリーズのHDDをSSD120GBに換装することを了承し、さっそく手配しました。
レッツノートはヤフオクで入手しましたが、外観が傷の多いものを入札しても、終了直前から1万円以上上がっていくのには驚きました。
たぶん、建築・建設関係などが景気が良いので、代理業者が買い集めているのでは?と思ってしまいました。
同時にSSDは新品で120GB品を発注しました。なお、HDDやSSDはいつも店舗保証の付いているNTT-Xを利用しています。
さて、材料がそろったら、いよいよレッツノートのHDD入れ替えです。
裏ブタを見てもHDD取り出しブタが無くて全体バラシかと思いましたが、バッテリーパックを外すと、HDD交換できるようになっていたので比較的簡単に交換完了です。
その後はいつも通り、Windows10のクリーンインストールです。このパソコンはMBRタイプだったのでSSDをMBRにしてインストール完了。
Windows7からWindows10へのライセンスのアップグレードを済まし、OSを最新版に更新します。マイクロソフトの無料アップグレードが継続されているので助かります。
なお、パソコンの主要スペックはCPU=Core i5-3320M @2.6GHz、RAM=4Gb、OS=Windows10 Pro
表側はきれいで、画面の傷もありません。裏側もきれいです。
気になる起動時間は通常シャットダウン後からの電源ONでパスワード入力画面が出るまでが13秒、パスワード入力後のデスクトップ表示までが2秒でした。合計15秒の爆速パソコンです。
ちなみに、シャットダウンは電源ランプが消えるまで8秒でした。
その後、ドライバー更新ソフトDriverMaxProでドライバーの一括更新、DVD再生ソフト、DVD作成ソフト、Googleマップ、Gメール、Youtube、などを入れて、ビジネスに最適な1台が完成しました。
最後にChromeにプラグインソフトを入れて音声検索機能を追加します。これによりYoutubeやマップ、Yahooなどで音声検索ができるようになります!!!
このパソコンをさらにお客様宅に持ち込んで、インターネット無線接続設定、メール設定、無線プリンタ設定、ウイルスソフト設定などを行って40,000円で販売いたしました。(通常のHDD品は30,000円です)
お客さんからは、凄いパソコン、と驚きの声。SSDを経験するともうHDDには戻れません。
なお、通常のオークション品は保証がありませんが、当店独自の機能保証3ケ月、メール・電話サポート永久無料の安心サポート付きですので、末永く使っていただけます。
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2018年8月8日
本日は、海外で購入したAcer R-11 Windows10+HDD版が調子悪くて、初期化してほしいとのご依頼。ご自身でもやってみたが、途中で止まるとのことで、起動できない状態でした。
まずは、HDDのクラスターエラーチェックをしようとしましたが、DVDの無いモデルでした。その時は外付けDVDユニットをつなぎます。また、HDDより先にDVDが起動するようにBIOS(UEFI)の設定を変更させ、修理用ソフト入りDVDを起動させます。
そのDVDにはHWiNFO64が入っていますので、HDDのエラーチェックを行いましたが、予想に反して正常でした。
リカバリーをWindowsメニューから行うと不安定になる可能性があったので、BIOSメニューの購入時状態に戻すから、実行しました。
初期化完了まで約3時間かかり完了。通常のCore-i3レベルでは30分以下ですが何倍も時間がかかりました。CPUが非力だと何をするのにも遅いということです。
ただし、Youtubeは正常に再生できていたので、利用価値はあります。しかし、予想外だったのは、アップデートに3日かかったことでした。
お客様からはアップデートの依頼は無かったのですが、おまけで無料実施しました。
初期化完了時のWindows10のバージョンは1607(2016年7月版)でしたので、最新の1803(2018年3月版)にアップデート完了。一回のダウンロードに4-5時間かかり、再起動後も4-5時間かかり、次のダウンロードも同じような状況でしたが、何とか完了し納品して喜んでいただけました。
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2018年8月7日
本日は、1ケ月くらい前の訪問作業ですが、2-3ケ月前に買ったWindows10パソコンが動かない、とのトラブルです。
メーカーはNECでWindows10 64bit CPUはCore i7なので最新最速のノートパソコンです。にもかかわらず、エクセルが開くのが異常に遅い、とのクレームでした。
Ctrl+Alt+Delの同時押しタスクマネージャーを開きます。
バックグラウンドプロセスで動いているTrend Micro Anti-Malware Solution Platformを選び出します。
異常に遅い時はこのプロセスのCPU使用率かメモリ使用率が一番高い値になっています。(説明図の値は正常時)
こういう時はTrend Micro Anti-Malware Solution Platformを右クリックで削除します。
これで快適動作に戻りました。
なお、この現象は少し前のバージョンのバグの様で最新版では改善されているとのメーカーサイト情報はありますが、試してみる価値はあります。
根本的解決方法はウイルスバスターを削除ツールで完全削除し、最新版を再度ダウンロードし、再設定して有効化します。
または、予約スキャンがきっかけでこのバグが発生するようですので、無効にするのも手です。
デフォルトでは予約スキャンが有効で自動設定になっていますのでチェックを外して無効にします。